占いでお金を得る方法は一つではありません。
占いを教えたり、占い原稿を書く仕事をしている占い師もいます。
これからいろいろな、占い師の仕事をご紹介していきますが、占い師が個人事業主だということは常に頭に置いておいて欲しいと思います。
誰かがお給料をくれるわけではないのです。
昔、占い師が公務員だった時代がありました。平安時代の占い師、安倍晴明は都の陰陽寮に勤める公務員でした。
今、公務員の占い師はいませんし、会社員の占い師もめったにいないでしょう(ごくまれに、占い事務所の社員になる場合もあります)。
占い師はみな、自分で自分の仕事を探して、クリエイトして生活していく個人事業主なのです。
そういう意味では、占い師という仕事で成功できる人は、起業家や事業主として成功できる人とも言えるでしょう。
起業家に必要な要素とは、なんでしょうか?
待っていてもお金が入ってくるわけではありません。自分からチャンスを取りに行く積極性が必要です。
それから人間関係をひろげていく力。あなたと仕事をつないでくれるのは、データや情報ではなく、必ず生身の「人間」です。
さらに時勢を先読みする力。試行錯誤しながら、工夫していく力。困難があってもくじけず、へこたれない力も必要でしょう。
あなたは、自分はそんな力持っていない、と思うかもしれません。
心配いりません。
起業家としての力をすべてまんべんなく持っていたら、専門書を読む必要もありません。
飛び抜けた能力がなくても、情報をうまく生かせば、占い師として仕事をして生活していくことは十分できます。さらにその上を目指そうと思うときは、占いの本ではなく、ビジネス書を読んで勉強することになるでしょう。